写真家・佐々木知子が長崎の現在の風景をモチーフに「土地の記憶」をテーマに作製した写真集。
長崎にて出会った人々、出来事の痕跡、周縁の風景など、リサーチを元に浮かび上がる記憶を、自分に通すことを繰り返す体験をもって長崎の爆心地跡、そして風景を撮影した、かつてこの土地が体験した過去を想像させるような一冊。
“地中に眠る原子野はかつて誰かが、掛け替えのない生を生きた土地である。 風景と対峙することは、現在を通じて過去を見つめ、死者と向き合うことでもある。”
(写真集ステイトメントより一部抜粋)
寄稿:根無一行(宗教哲学者)
H263×W191mm 104 ページ
ハードカバー 日本語/英語
500部