東京目白で、古道具坂田を営んでいた骨董商・坂田和實さんの遺著。
2014年から19年まで東海道新幹線の車内誌に連載された記事(病気により中断)をまとめた一冊。
連載時の撮影にさいしては、物の配置や背景、構図なども提案していたという坂田さん。病床で、最後まで仕上りを気にしていたのも本書でした。
骨董、工芸界にとどまらず、現代日本の生活文化に大きな影響をあたえた「眼の人」の、いつものようにかろやかで、芯のある、最後のメッセージ。
撮影:奥山晴日
装丁:大野リサ
A4サイズ 64ページ
麻布張り上製本 函有