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その火は燃えているか / 吉森慎之介

7,260円

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写真家・吉森慎之介の、縄文時代に思いを馳せて制作された作品集。 青森、三内丸山の縄文遺跡で出会った栗林のルーツに、数千年前の祖先たちの物語を想像したことから現代に残された自然の輪郭に、その地に生きた縄文人の姿を重ね合わせることが出来るのではないかと考えます。 集落跡、周辺の自然など縄文人たちのかつての生活圏に赴き、現代の自然に古代の原風景を重ねたランドスケープ。積層より掘り起こされ、技術や智慧あるいは見えない力を纏った遺物を写しとったスティルライフ。同じだけ堆積した時間、彼らがその心象を土に遺したように、吉森は光を以ってそれを収めようとしました。 自然世界への在り方を示し、この国の基層に文化の種火を残し去った縄文人たち。原初の日本で命を燃やした彼らは物語となり、私たちの生きる現代に今も息衝き、その火は絶えることありません。 29×29 cm 104ページ 400部限定

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