各号ひとつのテーマに絞って科学的かつユニークな視点で「街」を探索・観察・分析する『The City Is Ours』。 マルセル・デュシャンや赤瀬川原平の思想に着想を得て、最終号となる6号は「無作為の彫刻」という概念を探求します。 それはアーティストによって創られたものではなく、日常のふとしたやりとりや偶然の配置から生まれる、都市の中のオブジェや構造物。これらに気づき、価値を見出すことで、私たちの視点は変わり、見慣れた都市の風景の中にも予想外の美しさや意味を発見できるかもしれません。さて、今日はどんな隠れた傑作を見つけるでしょうか？ 15×22cm　80ページ 英語表記