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カバー【A】
¥4,950
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カバー【B】
¥4,950
国内外の伝統的な祭り、特に大勢の参加者による激しい動きを伴う格闘的な祭事を長年撮影する写真家・甲斐啓二郎の写真集。
日本において数百年以上前から続いていた伝統的な裸祭りである岡山県の西大寺会陽、三重県のざるやぶり神事、群馬県のヤッサ祭りと岩手県の黒石寺蘇民祭を甲斐が5年間かけて取材した作品がおさめられている。
“みればわかるが、参加者ははだかである。衣服を脱ぎ捨て、身体の自由を得たはだかの参加者が、咆哮し踊り、汗や体臭を互いに撒き散らし、肉と肉をぶつけ合う。私はその混沌の中に身を投げ出し、がむしゃらに撮影している。”
“社会の中で生きている意味や目的(そんなものが最初からあるのかわからないが)は吹き飛び、野性をむき出しにするのである。”
(あとがきより)
364 × 257 mm 52ページ
ソフトカバー 800部限定